鉄鉱石高値、用船料低迷、海運株下落

大型ばら積み用船料、２カ月ぶりに３万ドル割れも海運株の売り圧力は限定的/ 株式NEWS /モーニングスター

2010/11/30 12:13

鉄鉱石などを運ぶ大型ばら積み船（ケープ船）の用船料の値下がりが続き、スポット（短期）レートが２カ月ぶりに３万ドルを割り込んだ。２９日の用船料（主要４航路平均、１日あたり）は２万９３３３ドル（前週末比マイナス４．６％）と、９月下旬以来となる２万ドル台に下落した。業界関係者によれば、中国の鉄鉱石輸入が伸び悩むなか、ケープ新造船の来年にかけての大量竣工に伴う供給不安が意識されているという。

鉄鉱石が高値止まりすると、中国が鉄鉱石の調達を割高な海外産から自国産に切り替える。結果、ばら積み船の用船料は低迷し、バルチック指数は下がり、商船三井を始めとする海運株の株価は下がる。

タグ：海運株 バルチック 商船三井

コメント 1

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます。
ありがとうございます。
by 株の初心者 (2010-12-13 22:37)