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バンガードグループ主催資産形成セミナーに参加した。 [投資全般]

不透明な時代に勝つための投資術~バートン・マルキール教授を招いて~

第一部はマルキール教授の講演。
バートン・マルキールはウォール街のランダムウォーカーの著者だ。



都合で前半部分を聞くことが出来なかったのが悔やまれる。後半部分は大体本に書いてある話だった。まあ低コストなインデックスファンドに投資するっていうスタイルならやることは変わらないから、話の内容も基本的には変わらないんだろう。100年に一度といわれる金融危機であっても軸がぶれないところがさすがインデックス投資のカリスマか。ただ、インデックスファンドを運用のコアに据えながらもアクティブファンドをサテライトに持ってきて運用するコアアンドサテライトをマルキール教授の口から聞くとは思ってなかった。

意外に面白かったのは、第二部のパネルディスカッション。
どんな話があったかはパネラーの一人であったマネックス・ユニバーシティ代表内藤氏のブログに詳しいので、自分がへえ、と思ったことだけメモ。

バンガード駐日代表加藤氏によると、バンガードの預かり資産の半分はアクティブファンドらしい。それは顧客が求めるからだという。バンガードがアクティブファンドをやると他社のアクティブファンドに比べてコストが下がり結果パフォーマンスが上がるという。それはそうかもしれない。

でもなんで他社のアクティブファンドと比べるんだろう。自分のところのインデックスファンドと比べてどうかっていう話じゃないのかな。自分のところのインデックスファンドのパフォーマンスを10年間上回り続けるならそれはすばらしいんだけど。

パネラーの3人が最後にアセットアロケーションを公開していた。

セゾン投信、中野氏はたしか7割ぐらいがセゾン投信で、残り3割がさわかみ投信らしい。あと、なんか若い社長でびっくりした。

バンガード、加藤氏は長期、短期、不動産が1:1:1で、長期の金融資産の87%がセゾン投信で、そのうち94%がセゾンバンガードグローバルバランスファンドだという。

マネックスユニバーシティ、内藤氏はアセットアロケーションのパワーポイントを映し出していた。日本株 20 日本債券 20 外国株 30 外国債券 10 その他 10。

何が意外ってバンガード駐日代表の長期金融資産のほとんどがセゾンバンガードグローバルバランスファンドだっていう事実。日本で買えるバンガードのファンドとして高く評価しているってことなんだろう。

まあ自分も細々と積み立てているけど、月次運用レポートが見やすくて好きだ。さすがバランスファンドなのでレポートの内容も国内外の株式・債券についてバランスがよくて金融市場全体を俯瞰できる。ちょびっとだけでも積み立てておくと毎月のレポートが楽しい。



株式と債券の配分が50対50なのはなぜかっていうと、「わかりやすいから」(中野氏)らしい。

「セゾン・バンガード・グローバルバランスF」が200億円超え、設定来純流入続く
2009年 05月 14日 14:16 JST

セゾン号ずんずん大きくなるな。



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