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ユーロ混乱の行方は? [外国債券]

2010年6月7日(月)日経新聞夕刊、ニッキィの大疑問というコーナーで、ギリシャの債務問題に端を発したユーロ危機について平易な言葉で解説されていた。この先、ユーロはどうなるのか。

「歴史的に経済危機に見舞われた国は自国の通貨の切り下げで輸出競争力を高めます。ただギリシャは貿易の相手が同じユーロ諸国なので、通貨安という手段には頼れません。結局、財政緊縮策は国内景気を冷え込ませ、財政赤字が広がる可能性が高く、今のやり方では債務問題の解決は難しいでしょう。」

「お金をギリシャに貸しているユーロ圏の中核国とギリシャが、借金減らしについて話し合う必要があります。」

「ひとつの方法は借金の減免。中南米諸国は1980年代に債務危機に陥り、返済条件の見直しをして切り抜けました。フランスやドイツなど債権国は遅かれ早かれ決断を迫られるでしょう。」

「働かずに借金を重ねるキリギリスような国のために、アリのように勤勉に働くドイツ国民が負担をしょい込むのはイヤ。」

「ドイツは物を売りお金を貸すことで二重に恩恵をうけたのに、ユーロが危機のときにそ知らぬ顔をするのは非常識と考える関係者はいます。」

結局、ギリシャの借金は減免するしかないってことか。で、ユーロはどうなるっていうのは結局わからないな。



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