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キャップレートをどうやって求めるか [REIT]

不動産鑑定価格でよくわからないのが、収益還元法で必要なキャップレートをどうやって決めるのか。

不動産の価格を収益還元法で求める場合、その価格は収益価格と呼ばれる。

収益価格=収益/キャップレート

収益は賃料等に基づくNCFかNOIを使うことはわかった。
キャップレートはどうやって求めるか。

社団法人日本不動産鑑定士協会のページにあった論文。
昨今の不動産評価におけるキャップレートのあり方について
第22回PPC台湾大会 2004年10月17日から10月21日
株式会社 谷澤総合鑑定所 三原 大介


不動産鑑定評価の実務上におけるキャップレートは、不動産鑑定評価基準に準拠し、特に次の2方法を併用・相互補完しながら求めるケースが多いように思われます。
① 類似の不動産の取引事例との比較から求める方法
② 不動産投資の基本利回りに不動産の個別性を加味して求める方法


拾い読みした感じでは、いずれにせよ結局他の不動産の取引事例(不動産価格と賃料が既知となる)から利回りを計算して、それを利用・修正して目的となる不動産のキャップレートを計算していると解釈したけど、あってるかな。

賃料は所与として、他の類似の不動産価格ありきでキャップレートを求めて、そのキャップレートを適宜修正して用いて目的不動産の価格を求める。そんなところなのかな。

こんなのもあった。
山崎隆オリジナル収益還元法 山崎式キャップ・レート


キャップ・レート=-0.16×標準賃料(80㎡換算)+9.6


複数の事例(賃料、不動産価格)を集めて回帰分析したのかな?
結局、取引事例ありきの気がするなあ。

不動産鑑定士になりたくなったらちゃんと勉強しようかな。とりあえずこれぐらいにしとこう。





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