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債券ファンド、債券ETFは金利の低下によって利益を生むリスク商品 [外国債券]

「黄金の扉を開ける賢者の海外投資術 究極の資産運用編」、橘玲、ダイヤモンド社、(2008)より抜粋

債券ファンドには大きく次の3つの形態がある

1)格付けの高い短期の債券をファンド化し、小口で取引できるようにしたもの
ex. MMF, MRF
元本割れのリスクはきわめて低く、預金より利率が高い

2)中長期の国債など格付けの高い証券をファンド化し、小口で取引できるようにしたもの
オープン型投信は債券と違って償還期限がなく、元本が保証されているわけではない。
金利の低下によって利益を生む(金利の上昇で損失が生じる)リスク商品である。

3)低格付けの社債や新興国の高利回り債券などをファンド化し、小口で取引できるようにしたもの


Q032 債券と債券ETFはどうちがいますか?
債券ETFは債券ファンドを株式市場に上場したもので、ドル・ポンド・ユーロなどの債券インデックスに連動するものが主流です。一般の債券ファンドより信託報酬が安く、金利の低下を予想して投資するにはよい選択肢でしょう。

債券だと償還まで持てば元本保証だけど(発行体の信用リスクはあるけど)、債券投信とか債券ETFになると満期が無いから元本保証じゃない。MMFやMRFみたいな超ど短期債券ファンドなら価格の変動なんて無いけど、Vanguard Short-Term Bond ETF (BSV)みたいな平均残存期間が2.8年なんていう割と短期の債券ETFでも、2007年4月3日の設定来、価格が右肩上がりで上昇している。この間残存期間3年の米国債の利回りは4.51%から0.36%まで右肩下がりに下落している。なるほど。この先金利が上昇すると価格はきっちり下落するんだろうな。 http://www.federalreserve.gov/releases/h15/data.htm

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